■花粉症(アレルギー性鼻炎)の漢方薬■
花粉症の症状は、花粉が付着した部位でのアレルギー反応によっておこります。鼻、眼、咽喉頭・気道、耳などの症状です。花粉症(アレルギー性鼻炎)の漢方薬の特徴として次のようなものがあります。
(1)メリット
・即効性がある。
・眠気、口のかわきがない。
・食前、食後に関係なくいつでも服用できる。
・長期間服用することができる。
・新薬と併用しても問題ない。
(2)デメリット
・エキス顆粒は味が悪く、煎じ薬は飲みにくい。
・服用量が多い。
・麻黄剤のみを服用すると、まれに食欲がおちたり、だるさ、寝る前に服用するとひとにより寝つきが悪くなることがある。ただし、このような時は、他の漢方薬を併用することで防止できる。
(3)妊娠中の漢方薬
・妊娠中のアレルギー性鼻炎には「紫蘇和気飲」(煎じ薬)を加減して服用する。
アレルギー性鼻炎の漢方薬には「小青竜湯」がよく使用されるが、花粉症はその症状が強く、小青竜湯では十分な効果が期待できないこともあり、十分な効果をだすために「麻黄附子細辛湯(サンワロンM)」をベースに用い、症状や体質により他の漢方薬を併用して治療をする。